緑化活動啓発作品コンクール《小・中・高校生限定》書き方・過去の入賞作品
皆さんは、10年後、20年後の地球はどうなっていると思いますか。
現在は、人の手によって森林破壊が起こり、地球温暖化も急速に進んでいます。
緑化活動啓発作品コンクールは森林破壊を防ぐために緑化活動を広めるための目的でポスターを募集されています。
入賞するために大切なこと
実は、コンテストで入賞される作品には偏りが現れるのを知っていましたか。
理由は、審査員の好みが選考に色濃く反映されてしまっているからです。
入賞を目指すのであれば、審査員の好みをリサーチすることが重要になってきます。
リサーチ方法としてオススメするのは、過去の作品を分析することです。
過去の作品を分析することによって、共通点が発見することが出来ます。
今回は参考までに、私がリサーチした結果を下記に記載しました。
【緑化活動啓発ポスター】過去の入賞作品の傾向
過去の作品を参考にした際に、2つの傾向が分かりました。
- 多くの受賞者が木を描いている
やはり、森林と言えば「木」が主役になります。
自然の大切さをアピールしたいのであれば、変に拘って色々な物を描くよりも、木を主役にした方が作者のコンセプトが伝わりやすくなります。
もし、絵に自信が無いのであれば、王道で勝負してみることをオススメします。
- 一本の木を堂々と描いている
作品の真ん中に大きな木を描いている受賞者が大勢いました。
その周辺に、動物や草木を描いて華やかな作品を仕上げているように見受けられます。
木を堂々と描くことのメリットとしては、インパクトを与えることが出来るからです。
そうすることで、印象に残りやすくなり、自然の尊さをアピールすることが出来ます。
木のイラストを書くコツ
木を描くうえで必要な知識とコツを解説します、
- 木の特徴と描き方
まず、木は大きく分けると「広葉樹」と「針葉樹」の2種類に分けることが出来ます。
「広葉樹」…幹から複雑に枝分かれを起しているのが特徴です。
四方八方に枝が伸びており、丸みを帯びたキノコ型になっています。
「針葉樹」…中心の幹が一直線に伸びているのが特徴です。
また、枝自体も幹に付随して、上に向かって生えているためピラミッド型になっています。
これらの特徴を理解することが、木を描くうえで大切になってきます。
葉っぱを描く際のポイント
- シルエットを左右非対称に描くことが重要です。
- 太陽の向きに応じて、色使いを「淡い~濃い」に変化させると影の表現が出来ます。
【画材の特徴】
今回のコンテストで使用が許されている画材は4つです。
それらの特徴を踏まえたうえで、自分の作品のコンセプトと照らし合わせて画材を選んで下さい。
- クレヨン
硬質でベタ付かないのが特徴です。
表現の幅は限られていますが、折れにくいと言った側面があるため、力加減が難しい子供にはオススメです。
- パステル
チョークのような形をした画材です。
他の画材と比べて発色が良く、鮮やかな色合いを表現できるのが特徴です。
また、パステル作品は柔らかい印象を与えられるのが魅力の1つです。
- アクリル
濡れていると水で溶けますが、乾くと耐水性に変化するのが特徴です。
また、乾くのが比較的早いため、重ね塗るに向いています。
水加減によって、作風を変えることが出来るのが魅力です。
- 水彩絵の具
「透明水彩」と「不透明水彩」の2種類に分けることが出来ます。
透明水彩は、透明感があり美しさを水で表現できるのが魅力です。
また、不透明水彩は下地が透けないため、重厚感のある厚塗りが出来ます。
自分の好みに合わせて使い分けることが大切になります。
自然を大切にしよう
森林破壊を食い止めるには、私たち1人1人が「地球を大切にする」と言った意識を持つことが大切になります。
そのためには、エコ活動に参加することが重要になってきます。
例えば、マイバックを持参して買い物に行くことも立派な行動の1つです。
10年後、20年後の子ども達に誇れるような地球を私たちの努力で残していきませんか。
そんな緑化に対する気持ちをもってポスター製作に取り組んでみてくださいね!
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